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水処理とソフトウェアを結びつけると、可能性はもっと広がる – ソフトウェアエンジニア対談

 

RECRUIT

かたや物質であり、自然の恵みである水。かたや、無形物であり、人によって生み出されたソフトウェア。ちょっと縁遠い存在であるだけに、「水の会社」であるWOTAは、ソフトウェアエンジニアにとって働くイメージが湧きづらい会社かもしれません。しかしWOTAの存在意義である「人と水の、あらゆる制約をなくす。」を実現するには、ソフトウェアは欠くことのできないピースです。

そこで、ソフトウェアエンジニアSEのみなさんにWOTAの魅力を伝えるために、WOTAで働くソフトウェアエンジニアに話を聞きました。答えてくれたのは、Saasツールをはじめとする多種のサービスに関わってきた経歴を持つ大西と、ファームウェアやWebアプリケーションの開発に関わってきた堀江の2名。聞き手はCTOの奥寺です。

CTO奥寺

コロナ禍のなか注目を浴びた製品「WOSH」は、ソフトウェアプロダクトでもある

奥寺:お二人には、「WOSH」に関わっていただいています。ドラム缶型の筐体のなかで、水を循環させることで、水道がない場所でも手洗いができるというプロダクトです。ソフトウェアなしには成立しない製品ですが、お二人はそれぞれどんな役割を担当しているか教えて下さい。

大西:僕は、データ収集基盤のクラウド部分を担当しています。全国のいろいろな場所に置かれたWOSHは、すべて通信ネットワークで繋がっていて、水がいつどれくらい流れたか、石鹸が使われたかどうか、水のコンディションはどうかなどのデータを随時収集しています。データの分析・活用するのはまた別の担当者がいるので、僕が担当するのはどんなデータをどう収集すれば活用しやすいか考えて、そのための基盤をつくることまでです。

奥寺:データを分析することで、WOSH自体の保守や機能改善はもちろん、他の製品や事業展開にも活かせるので、会社にとっては非常に重要な業務ですね。
堀江さんには、主に組み込みプログラムを担当いただいています。

堀江:はい、ユーザーの動作をセンサーから受け取って水を流したり、手洗い時間をカウントするタイマーを制御したり、実際に製品を動かすためのプログラムを書いています。入社前はここまでファームウェアを触るとは思っていませんでしたが。

奥寺:堀江さんの経歴はけっこうめずらしくて、ファームウェアもWebも両方分かる方は貴重なので、ついつい頼ってしまうんです。

堀江:同じチームの電気電子系の人たちには笑われちゃうレベルなんですが、最近、回路図もちょっと読めるようになってきました。以前所属していた会社では、いつどんなインプットが与えられるかの情報は回路設計者側で資料にまとめておいてくれていたので、ファームウェアエンジニアは回路図を読む必要がなくて。今もお願いすれば同じように資料にしてくれるんでしょうけど、それを待つより回路図だけを見て会話できたほうがスピードは上がりますよね。

水道いらずの、手洗いスタンド WOSH
水道いらずの、手洗いスタンド WOSH

水の循環というフィジカルな現象を扱う醍醐味

奥寺:水を扱うことのおもしろさや苦労はありますか? 

大西:いろいろありますけど、過去の仕事との一番の変化は、取れるデータがいろんな要素が絡む複合的なものになった点ですね。前職でもデータを扱う業務を担当していたんですが、デジタルサービスのデータって、二次元のマウスの軌跡や、ボタンがクリックされたかどうかのような単純化した情報しか取れないんです。単純化する分、データは安定して取れますが、その裏にあるユーザーの本当の動きは推測することしかできなくて。
WOSHの場合は、手の動きひとつとっても、三次元の空間を実際にどう動いたか、事実ベースで計測できます。それをそのまま使うかどうかは別問題ですが、どんな風に処理するかの選択肢が多い点がおもしろいなと感じます。

奥寺:堀江さんはいかがですか? 前々職では印刷複合機のファームウェアを開発されていたので、フィジカルな製品に関わることについてはすでにご経験があるかと思いますが。

堀江:複合機のファームウェアに求められることって、タイミングがすべてと言っても過言じゃなくて。印刷面に対して紙を送るタイミングをひたすら突き詰めるような世界なんです。業界としてもけっこう歴史があるので、紙がどう動くかとか、そのために考慮すべき要素とかのノウハウは溜まっていて。こう処理すればいいよっていう正解があるんですよね。
その点、WOSHの開発はもう全然違う頭を使いますね。水ってどう動くんだっけ、じゃあ行動センサーがどうなったときに何を動かせばいいんだっけってことを自分でイチから考えなきゃいけません。大変といえば大変ですが、それがおもしろいとこでもあると思っています。

奥寺:水だから、ということに加え、そもそも世の中に似たような製品が他にないからというのも、大きいのかも知れませんね。

その時代の常識を変えられる仕事は、そう多くない

奥寺:そもそもなんですが、お二人はなぜWOTAに入社されたんですか?

堀江:僕は知人の紹介でWOTAのことをはじめて知ったんですが、聞いてすぐにここで働いてみたいなと思いましたよ。当時、ガイアの夜明けのWOTAの特集回(長野被災地への入浴提供プロジェクトを追った密着ドキュメンタリー)が放送された直後だったと思います。知人がこんな会社あるよって録画映像を見せてくれて。
社会貢献性だったり、イノベーティブな仕事ができるかどうかという点が関心事なので、WOTAはど真ん中という印象でした。事業で利益出してそのお金で社会貢献をするとかじゃなく、事業そのものが社会課題の解決に直結していることがすごく腹落ちしたというか。

大西:僕も同じ感じですね。僕の場合は、知り合いが先にWOTAで働いていて、その人から「今こんな会社で働いてるんだけど興味ない?」と声をかけていただいたのがきっかけでこの会社のことを知りました。実はその人とは過去に2社でいっしょに働いた経験があって、お互いの仕事観や志向をよく分かっている関係だったので、彼が誘うくらいなら間違いないだろうという思いもあって、けっこう安心して入社しましたね。
でも彼の紹介を抜きにしても、魅力的な会社だと感じただろうと思います。昔から、世の中が大きく変わるのを感じたり見たりするのが好きで。世界でどういう変化が起きているのかを調べていたりもしますし、仕事選びでも常識が変わる瞬間に立ち会えそうな会社や業界にはすごく惹かれるんです。その観点で、水って住宅周りのインフラで、大きな制限が残っている最後のものだと思っていました。ガスはオール電化で代用できます。そして、電線は空中に引けるので、通そうと思うとほとんどの場所に通せます。でも、水は水道管で送るので、地中を掘れる場所じゃないとどうにもならないですよね。実は僕が今住んでいる家も、もともと人が住んでいないエリアに建てたので、水道を通すのに一番お金がかかりました。あの時代にWOTAのプロダクトがあったら……。その実体験があるので、大げさじゃなく、世界を変えられる会社だなと感じましたし、入社後もその確信は揺らいでいません。

リモートでインタビューに参加した大西

「ソフトウェア」の範疇外まで広がる仕事をおもしろがれるか

奥寺:WOTAで働くのが合っている人って、どんな志向の人だと思いますか? 特にソフトウェアエンジニアSEの場合。

大西:仕事の幅が広がることを楽しめる人じゃないでしょうか。ソフトウェアエンジニアの仕事って、成熟した業界であるほど業務の細分化が進むと思うんです。人が増えると專門特化させて分業にしたほうが効率がいいし、働く人も業界内転職でつぶしが効きますから。
WOTAはその逆で、今までにない新しいプロダクトをつくっている会社なので、一人ひとりの職域が広い傾向にあります。これはどちらが良くてどちら悪いということではないですし、志向次第ですが、未知のことにチャレンジしたい人には、WOTAはおもしろいのではと思います。あとは、分業制じゃない分、チームワークを大事にする人ですかね。自分のパフォーマンスが最優先というタイプではなく、チームとしての成果を最大化できる人と働きたいなと思います。

奥寺:たしかに、会社単位の特徴もありますが、業界規模での特性で捉えるのは参考になるかもしれませんね。ITメガベンチャーなんかはもうすでにかなり分業制が進んでいるでしょうし、いま全盛のSaas系の会社も遠からずそうなると思います。

堀江:大西さんが挙げられた点以外だと、ドローンとか、IoTに興味がある人には実は相性がいい会社かもしれません。新しいハードウェアをつくる会社ですね。僕自身がそうなのですが、SEの立場でIoT業界に興味を持つ人って、どうやって動かしているか知りたいというモチベーションが強いと思うんです。センサーがいっぱい入ってるんだろうなとか、そこから受け取ったインプットをどういうアウトプットで返してるんだろうとか。そういう意味では、WOTAの製品もおもしろいですよ。たぶん、外から見るだけでは、どんな制御項目があるかも想像が付かないと思うんです。そういう未知のものに取り組みたい気持ちがあって、なおかつめげない人はWOTAで大活躍すると思います。誰もやったことのないことをしようとすると、真似して上手くやることができないので、失敗が続きがちなのでも事実です。それでも前向きにチャレンジできるタフさがある人だと言うこと無いですね。

奥寺:世の中を変えるようなイノベーティブなことに興味があって、それによって社会に貢献したくて、未知の仕事にチャレンジすることを厭わず、チームでのものづくりに関心があって、めげない方人。どれか一つでも当てはまる方にはぜひ話を聞きに来てほしいですね。
おふたりとも、今日はありがとうございました。

 

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