


あなたのまちの住宅に、
「小さな水インフラ」を
毎日の安全・安心の支えになります。
WOTA Unit は、災害に強く環境に優しい生活を実現する世界初(※1)の「家庭用水循環システム」です。
お風呂やキッチン、洗濯機、トイレから出る排水の最大97%(※2)を安全な水に再生し、
入浴や食器洗い、洗濯、トイレ洗浄などに再び使えるようにすることで、
上下水道に接続しなくても、水不足や水質の問題に悩まされずに暮らせるようになります。
必要なのは電力と、雨水の補充、そしてフィルター交換等のメンテナンス。
断水もなく、自然も汚さず、愛する場所にずっと住み続けられる。
そんな未来のための「小さな水インフラ」です。
WOTA Unit は、災害に強く環境に優しい生活を実現する世界初(※1)の「家庭用水循環システム」です。
お風呂やキッチン、洗濯機、トイレから出る排水の最大97%(※2)を安全な水に再生し、 入浴や食器洗い、洗濯、トイレ洗浄などに再び使えるようにすることで、 上下水道に接続しなくても、水不足や水質の問題に悩まされずに暮らせるようになります。
必要なのは電力と、雨水の補充、そしてフィルター交換等のメンテナンス。 断水もなく、自然も汚さず、愛する場所にずっと住み続けられる。 そんな未来のための「小さな水インフラ」です。
- ※1 2025年7月8日付け当社プレスリリース参照(https://wota.co.jp/news-250708/)
- ※2 再生率はご利用環境や水利用方法によって異なる場合がございます。






使用可能回数の目安は、基本タンク(150L)にオプションタンク(500L)を追加した場合の容量(計650L)を、各用途の1回あたり水使用量目安(使用可能回数の上に表示、当社調べ)で割った値です。
- * 図は「浄化槽はそのままに、生活用水のみ水循環システムにする場合」のイメージです。
- * トイレ洗浄水は1回あたり5Lと仮定。
WOTA Unitの特徴
独自技術で高い水質基準に適合
センサーで水質等を監視し、アルゴリズムによって機器の運転を自律制御。数種類のフィルターを適切に組み合わせ、日本の水道法水道水質基準(51項目)に適合する清潔な水を供給します。
災害時でも水が使える
地震や風水害に見舞われても、電力さえあれば使用可能。大きなインフラに依存せず、いつでも安心して水が使えます。
ご自身で手軽に維持管理
使える水量やメンテナンス通知はアプリ上で確認できます。フィルター交換などの必要な作業も、アプリに従えば簡単です。
水の使用状況がわかる
専用アプリ

- 現在使える水の量
- 水量の回復にかかる時間の予測
- 現在の水量に応じた残り使用可能回数
- 雨水タンクの残り水量も確認できます
* 雨水タンクはオプション品です。 - * 画面イメージは「生活用水とトイレ用水ともに、水循環システムにする場合」の表示。
* 画面イメージは「生活用水とトイレ用水ともに、
水循環システムにする場合」の表示。
住宅に合わせて、水をくり返し使う暮らしへ

※ 再生率はご利用環境や水利用方法によって異なる場合がございます。
雨水を屋根で集め、タンクに蓄えます。
微生物に有機物を分解させる生物処理、フィルターによる膜処理、
深紫外線や塩素による殺菌処理によって、安全な水をつくります。お風呂やキッチン、洗濯機はこれまで通りの設備をお使いいただけます。
- ※ 水処理にはある程度の時間がかかるため、一度に使える水量には限りがあります。
- ※ 生活用水ユニットから供給される水は日本の水道法水道水質基準(51項目)を満たすものの、飲用を推奨するものではありません。
お風呂、キッチン、洗濯機等から出る雑排水は、
すべてWOTAUnitに回収されます。トイレ洗浄水は専用の配管を通り供給されます。
- ※ トイレ洗浄水の水質は国土交通省「下水処理水の再利用水質基準等マニュアル」に準拠しますが、
ウォシュレットに使用する水は③と同様です。 ※ トイレ設備の変更が必要になる場合があります。
- ※ トイレ洗浄水の水質は国土交通省「下水処理水の再利用水質基準等マニュアル」に準拠しますが、
トイレ汚水は今まで通り下水、または浄化槽等へと送られるので、浄水に混入することはありません。
- ※ トイレ設備の変更が必要になる場合があります。
蒸発や前処理済みRO副次水により減少した分の水は、
雨水タンクからWOTA Unitに補充されます。- ※ 前処理済みRO副次水:生物処理等の前処理によって有機汚濁物質を大幅に除去した後、
RO膜による高度水処理を行う過程で分離され、処理水とは別に副次的に発生する水
- ※ 前処理済みRO副次水:生物処理等の前処理によって有機汚濁物質を大幅に除去した後、
飲用水についてはウォーターサーバーやペットボトル水等による供給が可能です。
また雨水を用いた飲用水ユニットを開発中です。


※ 再生率はご利用環境や水利用方法によって異なる場合がございます。
雨水を屋根で集め、タンクに蓄えます。
微生物に有機物を分解させる生物処理、フィルターによる膜処理、
深紫外線や塩素による殺菌処理によって、安全な生活用水とトイレ洗浄水をつくります。お風呂やキッチン、洗濯機はこれまで通りの設備をお使いいただけます。
- ※ 水処理にはある程度の時間がかかるため、一度に使える水量には限りがあります。
- ※ 生活用水ユニットから供給される水は日本の水道法水道水質基準(51項目)を満たすものの、飲用を推奨するものではありません。
お風呂、キッチン、洗濯機等から出る雑排水は、
すべてWOTA Unit(生活用水ユニット)に回収されます。トイレ洗浄水は専用の配管を通り供給されます。
- ※ トイレ洗浄水の水質は国土交通省「下水処理水の再利用水質基準等マニュアル」に準拠しますが、
ウォシュレットに使用する水は③と同様です。 ※ トイレ設備の変更が必要になる場合があります。
- ※ トイレ洗浄水の水質は国土交通省「下水処理水の再利用水質基準等マニュアル」に準拠しますが、
トイレ汚水は専用の配管を通り、すべてWOTA Unit(トイレ用水ユニット)に回収されます。
- ※ 微生物やフィルターに大きな負荷をかける薬品や食品を排水口に流さないよう、ご注意ください。
蒸発や前処理済みRO副次水の発生等により減少した分の水は、
雨水タンクからWOTA Unitに補充されます。- ※ 前処理済みRO副次水:生物処理等の前処理によって有機汚濁物質を大幅に除去した後、
RO膜による高度水処理を行う過程で分離され、処理水とは別に副次的に発生する水
- ※ 前処理済みRO副次水:生物処理等の前処理によって有機汚濁物質を大幅に除去した後、


※ 再生率はご利用環境や水利用方法によって異なる場合がございます。
雨水を屋根で集め、タンクに蓄えます。
微生物に有機物を分解させる生物処理、フィルターによる膜処理、
深紫外線や塩素による殺菌処理によって、安全な水をつくります。お風呂やキッチン、洗濯機はこれまで通りの設備をお使いいただけます。
- ※ 水処理にはある程度の時間がかかるため、一度に使える水量には限りがあります。
- ※ 生活用水ユニットから供給される水は日本の水道法水道水質基準(51項目)を満たすものの、飲用を推奨するものではありません。
お風呂、キッチン、洗濯機等から出る雑排水は、
すべてWOTAUnitに回収されます。トイレ汚水は今まで通り下水、または浄化槽等へと送られるので、浄水に混入することはありません。
- ※ トイレ設備の変更が必要になる場合があります。
蒸発やトイレ洗浄水の使用等により減少した分の水は、
雨水タンクからWOTA Unitに補充されます。
水の安全性

WOTA Unitの安全性を支えているのは、独自の水処理自律制御技術です。センサーで水質や水圧などを監視し、アルゴリズムによって機器の運転を自動的に制御することで、システムを最適の状態に保ちます。
この技術により、大型の浄水場や下水処理場で専門的な管理者のもと行われているような高度な水処理が、一般のご家庭においても行えるようになりました。
WOTA Unitが供給する水の品質は、日本の水道法の規定に基づく水道水質基準(51項目)に準拠しています。
仕様(生活用水ユニット)

仕様
本体サイズ | 幅1680×奥780×高1400(最外寸法 (mm)) |
---|---|
本体重量 | 166kg(乾燥時) |
電源電圧 | 100VAC |
平均電力 | 105W |
対応水源 | 水道水及びそれに準ずる淡水(※3) |
対応排水 | シャワー・キッチン・洗濯排水の含まれる有機性排水 |
供給水質 | 水道水質基準51項目 残留遊離塩素0.1mg/L 以上 または総残留塩素0.4mg/L 以上 |
使用環境 | 0℃~40℃ (※4) |
- ※3 濁りのないプールや防火水槽、井戸水などの水、雨水や河川水などの自然淡水も使用可能です(溶解性の毒物、劇物などが流れ込んでいる場合は不可)。水道水以外の水を用いる場合は、使用前に浄化が必要です。濁りのある水、海水には対応していません。
- ※4 凍結の恐れがある地域に設置する場合は、寒冷地仕様のオプションをご選定ください。
- * ご家庭の設置場所や水利用状況等に応じてオプション品が必要になる場合がございます。
WOTAの分散型水循環システムは、「国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」による「ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業」、および内閣府/経済産業省による「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIR)」の支援を受け、量産開発および社会実装に向けた検証を進めています。2025年には、技術成熟度を示すTRL(Technology Readiness Level)において「TRL6」を通過し、現在は実環境下でのシステム実証を行う「TRL7」段階に進んでいます。
地域でともに未来をつくる
「分散型水循環」という
新たな選択肢
地方の過疎化やインフラ老朽化、地理条件・気候変動による水不足、そして予測不能な災害。
日本中の水問題を、従来の仕組みだけで完全に解消することは、とても難しいものになりつつあります。
わたしたちWOTAは、使った水をその場で再生して繰り返し利用するという、生活用水の新たな選択肢を提案します。
巨大なインフラのみに依存せず、小規模・分散型のシステムで弱点を補い、いつまでも住み続けられるまちを作る。
そんな「未来のまちづくり」を実現するため、特性の異なるさまざまな地域で水循環の暮らしへの取り組みを始めています。
広島県 竹原市
広島県竹原市では、水道管路の老朽化が進む中、ある集落において各家庭に「WOTA Unit」を設置し、集落単位でのインフラの分散化を実環境で検証しています。この実証は、上下水道にかかる財政的な課題に対する具体的な対処手段の一つとして位置づけられており、同時に、地域の名水など貴重な水資源の保全にも寄与しています。
広島県水道広域連合企業団「新たな水供給システムの共同調査・研究業務」の一環としてWOTA株式会社が実施
石川県 珠洲市
令和6年能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県珠洲市では、国土交通省の「上下水道一体革新的技術実証事業(AB-Cross)」の一環として、WOTAと市が連携し、「WOTA Unit」の導入を進めています。長期断水の影響を受けた複数の地域にWOTA Unitを設置するとともに、市全体を対象に、上下水道と分散型システムを適切に組み合わせた“ベストミックス“のあり方についての検討も進められています。
国土交通省「上下水道一体革新的技術実証事業(AB-Cross)」の一環として珠洲市およびWOTA株式会社共同研究体が実施
東京都 利島村(伊豆諸島)
伊豆諸島の利島では、他の離島と同様に慢性的な淡水資源不足が課題となっており、これまで水道水の確保には高額なコストをかけて海水の淡水化が行われてきました。そうした中で、「WOTA Unit」を組み込んだ小型住宅の導入実証が行われており、約2年間にわたり水道に接続することなく、安定的に生活用水を確保した暮らしが実現されています。
東京都利島村「オフグリッド居住モジュール整備実証事業」の一環としてソフトバンク株式会社・北良株式会社・WOTA株式会社が実施
愛媛県 西予市・伊予市・今治市
愛媛県内の一部市町では、過疎化の進行により上下水道の財政状況が厳しく、小規模な水供給施設の維持管理が地域住民にとって大きな負担となっています。こうした背景のもと、各市において「WOTA Unit」が導入されており、すでに1年以上にわたり、生活に必要な水の安定供給が継続されています。
愛媛県「持続可能な水循環DXモデル実証事業」の一環としてWOTA株式会社が実施
秋田県 仙北市
秋田県仙北市では、人口減少に加え、漏水等による水道事業費の増加も課題となっており、特に財政負担の大きい積雪寒冷地域を対象に「WOTA Unit」の導入が進められています。現在、現地の住宅にて「WOTA Unit」の運用・検証が行われており、寒冷地における分散型水循環システムの有効性について評価が進められています。
秋田県「秋田県小規模分散型給水設備導入可能性調査業務委託」の一環としてソフトバンク株式会社とWOTA株式会社が実施
日本各地で人口減少や管路の老朽化が進行する中、上下水道事業の構造的な課題に直面する自治体が増えています。
安全・安心な生活用水を次世代に安定的に引き継ぐためには、水道インフラの持続可能性を高める新たな選択肢の検討が求められています。
政府も2025年6月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2025
~『今日より明日はよくなる』と実感できる社会へ~」(骨太方針2025)において、
「上下水道の分散型システムの早期実用化」を明記し、
地域ごとの特性に応じて既存の集約型インフラと分散型システムを適切に組み合わせるというアプローチが、
政策レベルでも本格的に検討され始めています。
こうした動きを後押しするため、WOTAでは「分散型水循環システム導入ファンド(Water 2040 Fund)」を創設し、
ファイナンス、計画策定、運用・維持管理に至るまで、
分散型システム導入に必要な一連のプロセスを中長期的にご支援する取り組みを開始します。
次の世代にも、水に困ることのない豊かな暮らしをつないでいくために。
分散型システムの導入をご検討いただく一助として、本取り組みへのご参加を心よりお待ちしております。
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