Information お知らせ
アンティグア・バーブーダのガストン・ブラウン首相が技術視察のため、同国に設置した弊社の研究開発拠点を訪問されました
WOTAは1月29日(現地時間)、カリブ海東部に位置するアンティグア・バーブーダ政府の閣議にて、プレゼンテーションを行いました。閣議では、同国内閣の皆さまに向け、弊社が開発する住宅向け「小規模分散型水循環システム」の技術や、同国で進めている住宅向けシステム実証事業に関する説明を行いました。

また2月4日(現地時間)には、同国に設置した弊社の研究開発拠点において、ガストン・ブラウン首相(The Hon. Gaston Browne)ならびに内閣の皆さまをお迎えし、実機のご説明およびデモンストレーションを実施しました。


【アンティグア・バーブーダについて】
カリブ海東部、アンティグア島とバーブーダ島を中心に構成される英国連邦の島嶼国(首都セントジョンズ)。人口は約9.3万人(2023年世界銀行データ)。観光・サービス産業がGDPの5割弱を占めています。
同国はカリブ海諸国において最も水不足に悩む国の一つであり(一人当たりの再生可能水資源総量は566.3 m3/年、FAOが「絶対的な水不足」と判断する水準=500m3/年に近い)、現状、島の水源の約95%を海水の淡水化で賄っている状況です。また、乾季に主な水源として利用している地下水が排水による汚染や気候変動によって年々減少しており、今後水不足がさらに深刻化すると懸念されています。