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9月1日は「防災の日」

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今年の元日に発生した能登半島地震からちょうど9ヶ月が経ちました。
被災地では今もなお一部地域で断水が続いており、WOTAは9月1日現在、能登半島の15施設において入浴・手洗い支援を継続しています。

入浴や手洗いは、衛生環境の向上や感染症対策だけでなく、被災者の精神的な負担軽減にも効果をもたらします。だからこそ「災害時の生活用水不足」は被災地にとって重大な課題となっています。ただ水があるだけでは、生活用水の備えは十分ではありません。飲用水と比較して大量の水の確保に加え、シャワーなどの水利用設備、使用後の排水処理まで、トータルで考える必要があります。

能登半島地震の被災地支援では多方面からのご協力のもと、ピーク時には水循環型シャワー「WOTA BOX」約100台と手洗いスタンド「WOSH」約200台を能登半島の全域に配備し、2ヶ月以上に及ぶ長期断水に陥った避難所の84%をカバーしました。
しかし、今後の発生が想定される首都直下地震や南海トラフ巨大地震などの「国難級災害」においては、断水被害の規模は今回の数十倍、数百倍になると予想されています。

WOTAは国難級災害への備えとして「WOTA BOX」「WOSH」の配備を加速させるとともに、有事の際に助け合う「広域互助ネットワーク」を組織し、日本全国どこで災害が起きても水に困らない環境の構築を目指してまいります。

(参考)
『能登半島地震、及び国難級災害における「災害水ストレス」レポート』
https://wota.co.jp/news-240515/
https://wota.co.jp/news-240311/

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