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「WOTA BOX」が2020年度グッドデザイン賞を受賞 「グッドデザイン・ベスト100」に選出

PRESS RELEASE

 水循環を用いた次世代の分散型水インフラの研究開発・事業展開を手がける WOTA 株式会社(本社:東京都文京区本郷/代表取締役:前田瑶介、以下「WOTA(ウォータ)」)は、ポータブル水再生プラント「WOTA BOX」が公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2020年度グッドデザイン賞」を受賞し、さらに審査委員会により特に高い評価を得た「グッドデザイン・ベスト100」に選出されたことをお知らせいたします。

「WOTA BOX」は、水道がなくてもシャワーや手洗いをはじめとした様々な水回り設備に接続可能な水循環システムです。水循環の技術により、排水をろ過して繰り返し循環させることで、排水の量を通常の50分の1以下に抑えることが可能となり、100Lの水で約100回のシャワー入浴を実現します。配管工事が不要、電源を確保できれば短時間で設置し快適な水をお使いいただけるため、災害時をはじめ、屋外イベントなど様々なシーンでの活用が可能で、AI による水質監視・管理により、常に安全な水をご利用いただくことができます。専門家以外の一般ユーザーの利用を想定し、水質や消耗品の状態、メンテナンス等を直感的に把握できるUIやガイド、操作ミス防止のサインや機構を製品に施しており、さらに「WOTA BOX」と組み合わせて利用いただく「屋外シャワーキット」では、シャワーブース等をテント式とし、コンパクトに収納し、ワンタッチで15分間、2人で展開が可能な手軽さを実現しています。

WOTAでは、「誰でもどこでも水の自由を」をミッションに、上下水道が断水した場合でも、水循環の技術により限られた水量で多くの方に入浴等の水利用機会を提供することが可能となることから、被災地の避難所に災害用シャワーパッケージ「WOTA BOX + 屋外シャワーキット」を提供するなど、災害時から日常生活まで様々なシーンで世界中の人々に新しい水インフラを提案するため、研究開発、プロダクト開発を行っています。2020年7月には、世界規模での公衆衛生のアップデートを目指し、独自の水循環テクノロジーとAIを活用した自律分散型水循環システムを搭載した、水循環型ポータブル手洗い機「WOSH」の開発、製品化を実現しました。

今後も、水循環を用いた次世代の自律分散型水インフラの研究開発・事業展開を通して、人類と水の未来を創造するべく、プロダクト・サービスの改善に努めるとともに、研究開発・事業展開をより一層強化して参ります。

■受賞概要

ポータブル水再生プラント 「WOTA BOX」

<審査委員による評価コメント>

電気・水・通信など、私たちの生活は様々なライフラインに支えられると同時に、制限もされている。これらのインフラがもしポータブルなものになったら、暮らしはどう変わるだろう?人々はより自由に住む場所を選べるかもしれないし、面的なインフラ構築の財源に乏しい地域は、小さな投資から住環境を作れるかもしれない。WOTAは、自由化・分散化が遅れていた水分野に循環システムを導入する革新的な取り組みだ。独自に開発された水質センサとAI技術を軸に、フィルタリングシステムがさらに洗練され、今後のプロダクト・サービスへも寄与するだろう。災害時を超え、人と水と環境の関係を変える新たなインフラを育ててゆかれることを期待したい。

<受賞ページ>
https://www.g-mark.org/award/describe/51162?token=FNsM9JWfQv

■グッドデザイン賞について

1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。 https://www.g-mark.org/

【会社概要】
WOTA株式会社(https://wota.co.jp/
本社所在地:東京都文京区本郷四丁目12番5号
設立   :2014年10月
代表者  :代表取締役 前田 瑶介
事業内容 :水処理装置の製造・開発、アルゴリズム開発

【お問い合わせ先】
一般問い合わせ:WOTA株式会社 お問い合わせフォーム:https://wota.co.jp/
メディア問い合わせ:WOTA 株式会社 広報担当:pr@wota.co.jp

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