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ジャンル: 不動産業

三井不動産株式会社 MIYASHITA PARK

衛生対策も渋谷らしく、楽しいエンターテインメントに

MIYASHITA PARKから発信する、施設衛生の新しい形

三井不動産株式会社 MIYASHITA PARK

宮下公園開設から67年の時を経て、2020年に大きく生まれ変わった「MIYASHITA PARK」。公園と商業施設とホテルが一体となり、多彩な楽しみ方ができる場所として注目されています。広々とした屋上空間には、芝生広場やスケートボード場、ボルダリングウォールがあり、商業空間にはファッションブランドや飲食店など個性豊かなテナントが軒を連ねます。そんな渋谷の新しいカルチャースポットにWOSHが設置されています。
今回は、MIYASHITA PARKの商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」の運営に関わる、三井不動産株式会社の金澤佑香さんに、WOSHの印象や今後の期待などについてお話を伺いました。

多様な人々が行き来する、刺激的で開放的な空間

―渋谷の新しいランドマークとして注目されている施設ですが、どのようなお客さまが多いですか?

渋谷という場所なのでもちろん若い人は多いですが、早朝にはご年配の方が公園に散歩しに来られたり、日中はお子さん連れのお母さんがいらっしゃったり、年齢層も目的もさまざまです。買い物のためにいらっしゃるお客さまだけではなく、公園でのんびりしたいという方や、ふらっと来てくださる方も多いですね。

―レストランゾーンの近くに2カ所に、WOSHを2台設置していらっしゃいますね。

食事の前後に手を洗えるということはもちろんなのですが、屋上公園に行く時に通る場所であることもポイントです。RAYARD MIYASHITA PARKは、公園と一体となった施設というところが大きな特徴で、飲食店でテイクアウトをして、そのまま屋上公園に行って召し上がる方がたくさんいらっしゃいます。そのため、屋上に向かう人にもここで手を洗っていただけたらと考え、設置場所を決めました。

―半屋外で、開放感のある空間ですね。

施設の賑わいがまちに伝わり、施設側にいる人もまちの賑わいを感じられるよう、外に開かれた導線を設けています。通路幅を広く取り、オープンなテラス席もあって開放的です。また、ファサードの設計に自由度を持たせることで、各店舗の個性を自由に発揮できる雰囲気づくりも目指しています。公園ならではの開放感も、渋谷らしいアートやカルチャーなどの刺激も、どちらも楽しんでいただきたいと思っています。

―金澤さん自身も、MIYASHITA PARKに導入される以前から、WOSHを利用されていたそうですね。

実は、プライベートで訪れた商業施設にWOSHが置いてあったんです。シンプルでスタイリッシュなデザインが素敵だなというのが第一印象です。MIYASHITA PARKにもきっと馴染むのではないかと感じました。

実際に手を洗ってみると、軟水でしっとりしていて、気持ちがいいですよね。私はアルコール除菌だと手が荒れやすいので、水でしっかり手を洗えるのは嬉しかったです。

衛生対策も楽しみながら取り組むのが、渋谷らしい

―WOSHを利用されたお客さまの感想はいかがですか?

おもしろいのは、MIYASHITA PARKでは「スマホ除菌」の利用率が他の施設に比べて特に高いそうです。やはり、渋谷という場所柄、新しいカルチャーを取り入れ、広めようとする若い方が多いのでしょうか。「#スマホ除菌」「#WOSH」などのハッシュタグをつけて、TikTokなどのSNSに投稿されているのも、嬉しい反響でした。

―手洗いや除菌をそんな風に楽しく捉えてくださるのは、渋谷らしい、新しい感覚ですね。

捉え方次第ですよね。コロナ禍で意識が変わり、多くの人が衛生に関心を持つようになったと思います。でも、感染症対策というと、どうしても「マスクをしなければならない」「手を洗わなければならない」など行動を制限するようなことも多く、堅苦しいものになりがちです。でも、WOSHのような製品は、こうしたイメージを払拭し、衛生をもっと身近でポジティブなものに変えられるのではないでしょうか。

マスクも最近はおしゃれなデザインのものが増えて、ファッションの一部のようになりつつあります。WOSHも、同じだと思うんです。手洗いやスマホ除菌を義務や責任感から行うのではなく、能動的に、楽しく取り組める。「感染症対策のために」と言われると身構えてしまいますが、もっと「楽しい」「おもしろそう」とか、人のポジティブな気持ちにアプローチできる衛生対策を取り入れていきたいですね。

衛生環境の整備とともに、地球環境のためのアクションを

―新しいMIYASHITA PARKがオープンしたのは、2020年の夏ですが、コロナ禍の中で衛生対策など大変だったのではないでしょうか?

そうですね。お客さまに安心・安全にお買い物を楽しんでいただくことが最優先だと考えています。コロナ対策のため、オープン当初は事前予約をしていただき、入場制限を行いました。施設の入り口や導線となるところでの検温、アルコール消毒の実施はもちろん、各店舗のスタッフの方々にも、定期的に体調を報告していただくなどご協力いただきました。

――WOSHを導入したのも、そうした衛生対策の一環だったのですか?

施設として、より衛生的な環境を整えたいという思いは当初から持っていました。一方で、施設内に手を洗える場所が限られていたので、そこが混雑して密状態になってしまうのではという懸念もありました。とはいえ手洗い場を増設するとなると大規模な工事を伴います。その点、WOSHであれば配管工事もなく設置できるということで、導入はスムーズに決まりました。

――WOSHのコンセプトとMIYASHITA PARKの思いも一致したそうですね。

WOSHの水を循環させる技術、節水に対する意識など、サステナブルな取り組みをしているところにも、非常に共感しました。MIYASHITA PARKでも環境への取り組みは積極的に行っており、昨年は施設全体としてゴミのリサイクル率30%を達成しています。また、昨年9月には「SUSTAINABLE EXPERIENCE IN MIYASHITA PARK」というイベントも行い、エコカーの展示やリサイクル素材で作った雑貨、リユースした洋服などのマルシェを出店しました。

WOSHは場所を移動することができるので、今後、コロナウイルスの流行も落ち着いてイベントなどを行えるようになったら、屋上の公園に置いて使っていただき、来場された方々にアピールできたらと考えています。ただ使っていただくだけではなく、WOSHで手洗いをすることがサステナブルなアクションにつながることを、これからもっと発信していきたいですね。

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