NASAの土星研究第一人者、地球の水問題解決を目指す

NASA JPL、UCLA、スイス工科大学等の複数の欧米研究機関において、惑星科学の研究に従事し、カッシーニ探査計画等に参加。惑星探査データ解析や惑星誕生のシミュレーションなどを得意とする。環境問題とIoTに関心が強く、2018年からWOTAにデータアナリストとして参画。博士(理学)。

Q1:現在の業務内容は?

主に水質データの解析です。具体的にはシャワーの水質データからフィルター消耗のアルゴリズムを解析することで、効率のいいメンテナンス時期を判定できるようにしております。

水質のデータはとても興味深くて、たとえばシャワーやトイレなどの排水から利用者の健康状態などといったことが予測判定できるようになるのではないかと考えております。

 

Q2:いままでの経歴と入社の決め手は?

前職(米国 NASA JPL/UCLA)での業務は宇宙分野での軌道計算と、リモートセンシングを用いたデータ解析。具体的には土星探査機カッシーニのプロジェクトに参画しておりました。向こうでは科学がとても細分化されていたおり、せまい社会の中で生きているという印象がありました。なにか違うことに挑戦したいという思いもあり、転職を決意いたしました。
 

 

そんな折に見つけたWOTAの企業ページ。分散型の水浄化システムで世界を変えるという企業理念につよく共感いたしました。幼少期に茨城に住んでいたのですが、霞ヶ浦の水質問題のニュースが記憶にあって、昔から環境問題に対して関心があったのだと思います。日本での上下水道の財政難をはじめとして、砂漠地域の渇水問題に至るまで、水問題は世界各地で生じています。これからWOTAで働いていく中でそれらの問題解決に貢献できればと考えております。

Q3:入社後の印象は?

まず、現在の業務とNASAでの土星研究とののつながりを感じています。というのも、特に土星の衛星とリングはほとんど氷と水からなる世界で、氷の中に含まれるわずかな不純物を分析することで、土星系全体がどのよう誕生し進化してきたかを明らかにすることができます。翻って水処理は、水の中に含まれる不純物が、何であり、どこから来て、そしてそれらをどうやって取り除くのか、ということが主眼にある領域です。地球の水問題解決のための現在の業務が、NASAでの土星研究と多くの共通点があり、非常におもしろく感じております。

また、チームとしてWOTAはスタートアップの中では年齢に幅がある方だと思います。若い方や同年代の方、それぞれが様々な専門分野を持ってらっしゃって、新しいことをどんどん勉強させていただいております。とても刺激的な環境ですね。