WOTAのミッションは、世界中の誰もがいつでも、どこででも、水へ自由にアクセスできる未来です。
人類の歴史は、水の歴史でした。人類は誕生以来、水を求め、水に悩まされ、水のそばに暮らして来ました。WOTAは、そんな水の束縛から一人一人の暮らしを解放します。
そのために、これまでの大規模集中型の上下水道ではなく、個人が持てる小規模分散型の水インフラを実現します。
21世紀最大の問題と言われる「水問題」について、技術とデザインによる解決を目指しています。世界には途上国をはじめとして、水へのアクセスが困難な地域がまだまだたくさんあります。先進国でもシリコンバレーの大規模渇水は有名ですし、災害時やアウトドアなど非日常の生活シーンから、財源不足によって既存の上下水道の維持管理が難しい地域など、人がいるところには大小様々な水問題が起きています。
私達は、これまで情報化されてこなかった水や水処理をセンシングし最適化するソフトウェアの開発を進めています。
それを小型のハードウェアに実装したり、上下水の処理場にアプリケーションすることで、世界の水問題の解決を目指しています。その中で、あらゆる水情報が集まり処理される、いわば水版Googleのようなプラットフォームが構築されていきます。
その中で、ソフトウェアが持つ役割は非常に重要です。これまで水処理の小型化はマネジメントの観点から不可能だと言われてきました。
例えば私達が開発した、水インフラを内包したシャワー「WOTA SHOWER」は、単純な水処理の回路をセンシングに基づく制御を行うことで、小型化を実現することができました。今までの水処理は、ソフトウェアという概念がほとんどないハードウェア主体の処理、特に現場の作業員の方々の経験則によるマネジメントが主体でした。
私達は、水分野において、ハードウェアの世界を如何にソフトウェアの世界に置き換えることで、水処理のマネジメントを定量化し最適化する試みを進めています。
WOTAには色々なプロジェクトがあります。自社開発では、家庭用の小型のハードウェアでソフトウェア実装を伴うものや、WEBサービスベースのもの、大規模な工場プラントのIoT化などがあり、他に大手企業との共同開発・実証実験プロジェクトも進んでいます。またそれらの開発のために、水処理・材料・建築・メカ・エレキ・ファームウェアなど様々な分野のエンジニアが集っています。
そのため、ソフトウェアをベースに、色々な経験がしたい方には素晴らしい環境だと思っております。この募集では、WOTAの根幹であるWOTA COREのソフトウェア開発リーダーを募集しています。
主にバックエンドシステムを軸と考えており、例えば、多数のIoT水処理装置を遠隔管理(状態把握・異常検知・監視・遠隔制御・OTAファームウェア更新)するソフトウェア、水処理装置データの収集、格納、分析(水質推定/消耗品寿命モデルの改善、ユーザの水利用特徴分析 etc.)までの一連の処理を行う大規模データ処理基盤水処理装置の動態やメンテナンス状態を管理する、装置運用者向けのWebシステムの開発が対象になります。