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「居住者のサードプレイスに、手洗いという安心感を」 マンション共用部の手洗いスタンド設置の取り組み

 

USE CASE

三井不動産レジデンシャル株式会社

渋谷駅から徒歩圏内。代々木公園を一望できる高台に位置する「パークコート 渋谷 ザ タワー」は、2020年に竣工したばかりの高層マンション。在宅ワークやリフレッシュなど、さまざまな目的で利用できるラウンジやパーティルームのほか、充実した共用部を備えているのが大きな特徴。その一角に、WOSHが設置されています。

三井不動産レジデンシャル株式会社の行武昂一郎さんに、WOSH導入のきっかけや今後期待することについてお話を伺いました。

<企業プロフィール>
三井不動産レジデンシャル株式会社
業種:住宅事業 従業員数:1,875人(2020年4月1日)

シンプルなインダストリアルデザインが空間に調和

―「パークコート 渋谷 ザ タワー」では、WOSHを共用部に設置していると伺いました。なぜマンション共用部にWOSHを設置することになったのでしょうか?

色々悩んだ結果、最終的に共用のラウンジの近くに設置することになりました。当初はエントランスに置いて、居住者が外出から帰ったタイミングで手を洗ってもらうことも想定していましたが、このマンションの場合は、ラウンジの近くの方がお仕事や勉強などに使っていただく前後に手を洗うことができ、メリットが大きいと考えたので、こちらに設置することにしました。

「パークコート 渋谷 ザ タワー」は、ラウンジ、パーティルーム、ワークスペース、カフェなど、居住者の皆さんのサードプレイスとなる共用部が充実しています。そこにWOSHを設置することによって、仕事の前に手を洗う、食事をする前に手を洗うなど、有意義に活用していただけるのではないかと考えました。

―建物のスタイリッシュな雰囲気と、WOSHのデザインがうまくマッチしていますよね。

まさにWOSHの魅力の一つは、空間に調和するシンプルなデザインだと思います。最初からWOSHを設置することを想定して作られた空間ではないのに、それでも違和感なく溶け込んでいます。

「シンプルなデザイン」と言っても、チープではなく洗練されているので、社内での評判もとてもいいですね。最新の機器であっても未来的過ぎない、ドラム缶状でインダストリアルな雰囲気があるのも、インテリアに溶け込みやすいポイントだと思います。

住宅の中で過ごす時間が増えたからこそ、“本当に使われる共用部づくり”にこだわる

―WOSHを知ったきっかけ、導入の決め手を教えてください。

コロナ禍で働き方やライフススタイルが大きく変化する中、マンションの中で仕事をしたい、家族でゆっくり過ごしたいという人も増えてきました。それを受けて、社内では“次世代の共用部”というテーマを掲げ、より快適で、より居住者に使ってもらえるサードプレイスを生み出そうと検討を重ねていました。その施策一つとして挙がったのが、共用部に手洗いできる場所を設置するというもの。でも、そのためには、水の配管が必要なので、既に竣工している物件に後から導入するのは難しい。もちろん、これから設計する物件なら検討可能ですが、マンションは完成までに数年を要しますから、世に出るまでには時間がかかってしまいます。

そんなときに、たまたまNHKの番組でWOSHが取り上げられているのを見ました。配管なしですぐに設置できること、必要に応じて簡単に移動できる可動性の高さに魅力を感じて、「これだ!」と思い、すぐに問い合わせをしました。

―問い合わせから導入までは、かなりスピーディーに進められたと聞いています。

社内での検討に時間がかかるかもしれないと思ったのですが、すぐに役員まで話を上げて、1カ月という異例のスピードで導入が決定しました。コロナ禍であるという今の時世に合っているし、スマホの除菌ができるという機能も好印象で。「ほかの領域にも展開できないか検討しよう」というくらい、役員の反応は良かったです。
コロナ禍の中で手洗いという安心感をスピーディーに提供できることは大きな付加価値になったと思います。

―導入するにあたって、懸念点などはありましたか?

居住者が本当に使ってくれるのかは不安に思っていましたね。実際、導入後に手洗い数のデータを見てみると、既に居住者の1〜2割程度がコンスタントに使用していることがわかり、安心しました。

女性から喜ばれる、手にやさしい感染症対策

―WOSHを利用した方の声などは聞こえてきていますか?

「アルコール消毒は、手が乾燥してしまって何度も使うと痛くなってしまうけれど、WOSHはそれがないので良い」と。以前、別の商業施設に置いてあったWOSHを妻と一緒に使ってみたのですが、乾燥やあかぎれに悩む妻の手にもやさしくて、すごくいいと話していました。女性からの好意的な意見が多い印象です。

―今後、どのようにWOSHを活用していきたいですか?

まずは、他のマンションへの導入です。配管がいらないため、既存物件への展開も大いに検討できると考えています。もう一つは、屋外イベントでの活用。三井不動産グループでは、都市型マルシェや、大規模マンションの足元でのキッチンカー出店などのイベントを定期的に実施しています。

これまでも、屋外イベントでポンプ式の手洗い機を設置したことはありますが、WOSHであればスタイリッシュな雰囲気で、タンク交換などの手間もなく、話題性も生まれて良い効果につながるのではと思っています。ぜひ簡易に屋外利用できるような商品を開発して欲しいですね。

―今後、WOSHやWOTAに期待することは?

手洗いに限らず、水は住まいと暮らしとは切り離せないものです。今社内で挙がっているのが、マンションの共用部だけでなく、専有部でも使うことができないかという声。WOSHのコンパクトサイズのものを、玄関を入ってすぐのところに設置できたらいいなと。
オプションで洗面台を置くとなると、配管が必要でハードルが高いのですが、WOSHならその問題がありませんよね。

個人的には、WOSHの技術を応用して、マンション内の鑑賞用の池など、水景設備に活用することができたらすごくいいなと思っています。水のある風景は癒しをもたらすだけでなく、防災時などにも役立つはずです。今後、WOTAさんと協働でできることが、たくさんあるのではないかと、とても期待しています。

三井不動産グループとしてSDGsにも取り組んでいく中で、持続可能な社会を目指すWOTAさんとは
今後協働でできることが、たくさんあるのではないかと、とても期待しています。

<企業情報>
三井不動産レジデンシャル株式会社

三井不動産の「すまいづくり」や「街づくり」の精神を受け継ぎ、分譲をメインに、住宅事業を手掛ける会社として2005年に設立。「すまいとくらしの未来へ」というコーポレートステートメントを掲げ、常に新しい住まいの形を模索している。一人一人のライフスタイル、ライフステージにあった住まいの形を提案する「Life-styling」、植栽が育ったり、コミュニティが醸成されたりと、時を経るごとにより良い住まいになっていく、未来を見据えた住まいの提案「経年優化」をキーワードに、事業を展開。

https://www.mfr.co.jp/ 

 

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