2019.01.31
press release

​熊本地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震でも導入された、AI水循環システム「WOTA BOX」& 災害用シャワーパッケージが本格販売スタート


「誰でもどこでも水の自由を」を掲げ、AIを活用した水の再生利用に取り組むWOTA株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:北川力、以下「WOTA(ウォータ)」)は、AI水循環システムを用いた「WOTA BOX(ウォータ・ボックス)」及び「災害用シャワーパッケージ」を本格販売するのに伴い、2019年2月11日(月)から公式ウェブサイト(URL: http://wota.co.jp/wota-box/)で予約申し込みを開始いたします。

また、2019年2月7日(木)、8日(金)にパシフィコ横浜(展示ホールD)にて開催される第23回「震災対策技術展」横浜に出展(Dホール、ブース番号:318)し、「WOTA BOX(ウォータ・ボックス)」及び「災害用シャワーパッケージ」を初公開すると共に、限定100台に限り先行申し込みを行います。

 

AI水循環システムを用いた「WOTA BOX(ウォータ・ボックス)」は、排水の98%以上を浄化して繰り返し循環させることができる可動式の水浄化システムです。「水浄化装置」「給湯器」「シャワー空間」「脱衣空間」がセットになった「災害用シャワーパッケージ」と合わせて使用することで、災害時など特別な設備や特殊な訓練を受けた人材のいない環境においても、限られた水源を用いて、簡単に入浴環境を整えることができます。例えば、シャワー1回あたりの水の使用量である50Lの排水を1L以下に抑えることが可能で、100Lの水で約100回のシャワー入浴を実現します。

「水」は、災害時、復旧に最も時間を要するライフラインと言われるものの、国内の災害時における「水」の備えはまだまだ不十分なのが現状です。生活における「水」の利用の中でも、「入浴支援」は健康・衛生の観点から内閣府の「避難所運営ガイドライン」で重要性が指摘され、福島大学による避難所の生活環境課題調査においても2番目に上がる課題でありながら※1 、これまで、陸上自衛隊等の限られた担い手を除いて実施が困難な支援項目でした。

2014年の創業以来、水循環システムの開発を重ね、2016年の熊本地震をはじめ、2018年の西日本豪雨、北海道胆振東部地震などの避難所で、試作機の提供を行ってきました。これまでに避難所でWOTA(ウォータ)の提供するシャワーを利用した人は延300人以上となっており、「ずっとお風呂に入れていなかったので、気持ちいいシャワーが浴びれて嬉しい」、「足が悪くて遠くの入浴支援拠点に行けないので、避難所で浴びられるのがありがたい」、「公衆浴場は混雑していて気が休まらないので、一人で浴びられてリラックスできた」といった声をたくさん頂いています。

WOTA(ウォータ)では、「誰でもどこでも水の自由を」のビジョンの下、災害時に全ての人が心地良い入浴環境を自ら構築できる日本の実現に取り組んで参ります。

「WOTA BOX(ウォータ・ボックス)」及び「災害用シャワーパッケージ」

※1福島大学 永幡幸司ほか「避難所における生活環境の問題とストレスとの関係について」
https://www.sss.fukushima-u.ac.jp/~nagahata/research-j/earthquake/temporary_shelter_j.pdf

 

 

【「WOTA BOX(ウォータ・ボックス)」商品概要】
WOTAのコア技術を備えた未来の水循環システムで、通過する水の水量や水質を安価に省スペースで測定する小型の水処理センサとディーブラーニングによる学習による、①水の安全性を複数の観点から評価する水質モデリング・モニタリング技術と、②フィルター負荷や環境負荷を最小化するために水の汚れ度合いに応じて水処理プロセスの変数を制御する技術で、高い安全性の担保と高効率の浄化を実現しています。

水循環システムの概要

 

「WOTA BOX(ウォータ・ボックス)」 左:フロント 右:リア

■ 主な特徴
排水を高い効率で浄化して繰り返し循環させ、シャワー1回あたりの水の使用量である50Lの排水を1L以下に抑えられるため、100Lの水で約100回のシャワー入浴を実現します。
① 水循環型による98%以上の節水
② 断水時にも使用可能
③ 配管工事不要、ボタン1つで誰でも簡単操作
④ AIの水質管理で安心安全

■ 主な製品仕様(製品仕様及びデザインは、予告なしに変更する場合がございます。ご了承ください)
寸法:82cm×45cm×84cm
重量:60kg
消費電力:100VAC, 400W(平均)※バッテリー稼働可
供給水量:240L/h
浄化速度:240L/h ※2
メンテナンス頻度:シャワー50回毎(所要時間 約10分)
浄化水質:公衆浴場における水質基準に準拠
対応排水:石鹸、シャンプー、リンス、ボディソープ
※2 ただし、原水の水質によります。

 

 

【「災害用シャワーパッケージ」商品概要】
災害時の入浴支援に必要な「水浄化装置」「給湯」「シャワー空間」「脱衣空間」全てがワンパッケージになったセットです。「WOTA BOX(ウォータ・ボックス)」と組み合わせて使うことで、特別な設備や特殊な訓練を受けた人材のいない環境においても、誰でも簡単に入浴支援を実施できるようになります。

「災害用シャワーパッケージ」

 

■ 主な特徴
① テント式によるコンパクト収納、持ち運び簡単
② 2人で15分で簡単設営
③ 清潔感とプライバシーの保たれた入浴環境
④ 空調や発電機など豊富なオプション

■ 主な製品仕様
・水タンク:専用タンク 2種(容量 500Lまたは100L、使用用途により選択可)
・給湯器:灯油式給湯器(給湯出力 40,000kcal/hr(46.5kW))・灯油タンク(容量 80L)
・シャワー空間:ワンタッチシャワーテント(幅110 x 奥行き110 x 高さ210cm(展開時)※3)
・脱衣空間:ワンタッチルームテント(幅240 x 奥行き240 x 高さ250(展開時)※3)
※3 テントはいずれもコンパクトに折りたたみできます。

 

 

【これまでの導入実績】
2016年の熊本地震以降、「WOTA BOX(ウォータ・ボックス)」及び「災害用シャワーパッケージ」の試作機を用いて、日本各地での災害時における入浴支援を実施してきました。西日本豪雨、北海道胆振東部地震においては避難所で100名以上に対してのシャワー提供を行う様子がSNS等で話題となり、全国展開への要望が急速に高まりました。
これまでに、災害支援の担い手である自衛隊、消防隊、国際協力機構、自治体などへの聞き取り調査を実施し、開発に反映してきました。2018年10月には神奈川県と災害を含めた水に関する包括連携協定を締結、自治体との協力関係の強化に取り組んでいます。

西日本豪雨における入浴支援風景

 

神奈川県消防学校でのテスト風景

 

■利用者の声
・「一人でシャワーを浴びたのは久々でした。ありがとうございます」(40代、男性、熊本地震・災害避難所)
・「避難所が生活の拠点なので、帰ってきてすぐに浴びてそのまま寝れるのが非常にありがたたいです」(30代、女性、西日本豪雨・災害避難所)
・「私は足が悪くて、遠くの入浴支援場所までなかなか行くことができませんでした。こうやって避難所の近くでシャワーを浴びられるのは、本当にありがたいです」(60代、女性、北海道胆振東部地震・災害避難所)
・「災害派遣時はシャワー・お風呂が無くても「我慢」しなければいけない意識が強いですが、このシャワーがあれば変わるかも知れないです」(30代、男性、神奈川県消防学校教官)

 

【出展概要】
名称:第23回「震災対策技術展」横浜
日時:2019年2月7日(木)~8日(金)10:00~17:00
会場:パシフィコ横浜 Dホール(ブース番号:318)
展示会の詳細はこちらをご参照ください 。
https://www.shinsaiexpo.com/yokohama/

 

【会社概要】
商号:WOTA株式会社(ウォータカブシキガイシャ)
代表者:代表取締役 北川力
所在地:〒113-0033 東京都文京区本郷3-40-3 トーセービル2階
設立:2014年10月
URL:http://wota.co.jp/